logo


NEWS

NEWS

7. 点検・保守・保管、廃棄基準

페이지 정보

profile_image
작성자 Harpye
조회 312 Views 작성일 22-09-13 15:58

본문


点検・保守・保管

 

墜落制止用器具を安全に使用するためには、日々の管理が欠かせません。管理方法には、「点検」「保守」「保管」があります。

厚生労働省、墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドラインでは、点検・保守及び保管は、責任者等を定め、

管理台帳等に記録を残しておくよう指示されています。

 

 

点検


点検は、日々点検のほかに一定期間ごとに定期点検を行う。また定期点検の間隔は半年を超えないこと。


《点検項目》

・ベルトの摩擦、傷、ねじれ、塗料・薬品類による硬化溶解

・縫糸の摩耗、切、ほつれ

・金属類の摩耗、亀裂、変形、錆、腐食、樹脂コーティングの劣化、電気ショートによる溶融、回転部よ摺動部の状態、リベットやバネの状態

・ランヤードの摩耗、素線切れ、傷、やけこげ、キングや撚りもどり等による変形、薬品類による変色・硬化・溶解、アイ加工部の状態、ショックアブソーバの状態

・巻取り器のストラップの巻込み、引き出しの状態。ロック機能付き巻取り器については、ストラップを速く引き出したときにロックします。

 

 

《点検・廃棄基準の一例》 

・ベルトの一部に摩耗や切り傷があもの

803979f056f3fbd2d7de6d09969b19b5_1663052071_1598.jpg

 

 

・縫糸が切断しているもの

803979f056f3fbd2d7de6d09969b19b5_1663052180_2199.jpg

803979f056f3fbd2d7de6d09969b19b5_1663052189_0791.jpg

 

 

・金属類が変形しているもの

803979f056f3fbd2d7de6d09969b19b5_1663052219_4201.jpg

 

 

・ショックアブソーバのカバーが破れているもの

803979f056f3fbd2d7de6d09969b19b5_1663052249_9022.jpg

 

 

各部品の損傷の程度による使用限界については、部品の材質、寸法、構造及び使用条件を考慮して設定することが必要です。

 

 

保守

 

保守は定期的及び必要に応じて行うこと。

 

《管理方法》

・フルハネスを洗浄する場合は、ベルトを傷めないようにぬるま湯を使って洗い、落ちにくい場合は中性洗剤を使用して洗浄する。

洗った後はよくすすぎ、直射日光の当たらない室内の風通しの良いところで自然乾燥させること。

洗浄の際はショックアブソーバ内部に水が入らないように注意すること。

・ベルトやランヤードに塗料がついた場合は、布等でふきとること。強度に影響を与えるような溶剤は使用しないでください。

・金類が雨等で濡れた場合は、乾いた布でよくふきとってください。


 

保管

 

墜落制止用器具は次のような場所に保管すること。

 

《保管場所》

・直射日光の当たらない所

・風通しがよく、湿気のない所

・火、放熱体等が近くにない所

・腐食性物質が近くにない所

・ほこりが散りにくい所

 

 

廃棄基準

 

墜落制止用器具の廃棄ですが、使用開始より

フルハーネスは3年、ランヤードは2年となっています。

未使用でも製造から7年以上経過したものは使用しないでください。

耐用期間内であっても、一度でも落下の衝撃がかかったものや

点検で異常があったものや、摩擦・傷等の劣化が激しいものは使用しないでください。